うちは、建売住宅です。
リビングに階段があります。
吹き抜けではありませんが、2階に行く階段があるだけでも、光熱費がかかるのではと思い、最初は扉をつけた方がいいのかなと思いました。
ただ、厄介なことに、部屋からいきなり階段の1段目が始まっているので、扉を付けると、登りはいいにしても、下りは、1番下の段に降りた所に扉がある事になり、危ないと言うか使い勝手が悪い気がしました。
そのため、扉を付けるという選択をせずに今にいたります。
引っ越してきて当初、当時、5歳だった息子が「階段が怖い」と言い始め、階段の前を通りたがらなくなりました。
階段前を通るときは、横目でチラッと階段に目をやり、走り抜ける感じです(^^;)
確かに、階段を登った奥が暗いので、怖い気もするのかなと思いました。
何も付けない方が、ひらけた空間があって、広く見える気がしてたのですが、しかたなく、透けるタイプののれんをかけました。
すると、それでも怖いと言うのです。
透けて向こう側が見えるので、余計に階段奥が気になるようです。
しまいには、「人が立っていた」と言い始めました(^^;)
聞くと、赤い服を着ていて、ズボンは黒だったと。。。
何とかレンジャーのレッドじゃね~か??と思うような服装(^^;)
でも、見えたというのを聞くと、何だか怖い気もしてきて、旦那が帰ってきた時に息子が言ったことを伝えました。
次の日、旦那が帰宅後、息子に「何が見えたか聞かせて~?」と言って一緒にベットに行くと、息子は何だか嬉しそう。
大好きなパパが、話しを一生懸命聞いてくれるのですから、テンション上がりまくりです。
「あのね、あのね、、、、」
と段々、最初の話しと違う方向に。。。(^^;)
旦那も「え~、そうなの?怖いね~。」なんて言うものだから、話は膨らみに膨らんで最初になかったエピソードまで出てきてる始末。
5歳なんてそんなもんです。
次の日なんて、なぜか誇らしげでもありました(^^;)
次の日、生地の厚い、透けないタイプののれんを買ってきて、取り付けました。
その後、母の「明るい感じにしたら」という助言の元、階段の壁に息子の幼稚園の作品などを張り付け、一件落着。
それ以降、怖いとか、何か見えたとか言わなくなりました(^^)
そんなこんなで、うちにはのリビングの階段にのれんがかかっていますが、冬はやはり寒いです。
あまりの寒さに、冬だけ、床まで届く、冷気をシャットアウトするタイプののれんに変更しています。
カーテンにするか、アコーディオンカーテンにするか、ロールスクリーンにするかなど、色々考えましたが、今のところのれんで落ち着いています。
リビング階段、家族が必ずリビングを通るから子育てに良いという話しもあり、憧れでもありましたが、一長一短ありますね(^^;)
まず、うちは扉がないので、
・寒い。
・対策を取らないと冷暖房の効き目が悪くなる。(光熱費も上がる)
・音が漏れる。(テレビの音がうるさい)
・臭いが2階まで少し上がってくる。(焼き肉など)
・お客様が来た時、家族は面倒。
・子供の友達が来た時、子供部屋に通すにしても、結局、リビングとダイニングを見られる。
という、デメリットがありますが、扉があれば、「寒さ」、「冷暖房」、「音」、「臭い」の問題は解決できます。
こうして見ると、良いことは、「子供が必ずリビングを通る」こと以外にはないようにも見えます(^^;)
吹き抜けだった場合は、メリットに「開放感がある」が追加されると思うのですが、それ以外の問題が余計に酷くなる可能性大ですよね(^^;)
リビング階段にも、色んなタイプがあります。
吹き抜けになっていたり、こじゃれた階段だったり。
あこがれている方も多いかと思いますが、デメリットも多いので、慎重に検討した方がよさそうです。
⬆︎長いのれんで冬支度